導入事例


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株式会社 名鉄生活創研

介護が必要な高齢の親を抱える従業員や、今後その可能性が高い「予備軍」の数が増えている一方、表立った相談や情報共有が進んでいない状況がありました。そこで、介護離職の予防や従業員が安心して働き続けられる環境づくりを検討する中で、当社へお問い合わせをいただきました。

  • 課題のヒアリング
    担当者様との打ち合わせを実施し、現在の社内状況や課題感を確認しました。
  • アンケート実施と分析
    「仕事と介護の両立」に関する意識調査を行い、多くの従業員が近い将来に介護を担う可能性や、不安を抱えている実態が浮き彫りになりました。
  • コンサルティング契約の締結
    アンケート結果を踏まえて、相談窓口の設置や定期的な情報提供などを行うプランをご提案し、契約に至りました。
  • 相談窓口(公式LINE)の開設
    24時間いつでも相談できる体制を構築。オンライン・対面の個別面談にも対応し、従業員が必要なときに専門家へ相談できる環境を整えています。
  • 定期情報発信
    公式LINEを活用し、介護に関するミニ知識や今から始められる備えのポイントなどを定期的に発信。社内メールやポスターなどを併用して周知を図っています。
  • 担当者との定期ミーティング
    相談窓口の利用状況や新たに出てきた課題を共有し、必要に応じて管理職向け研修や座談会などの追加施策を検討。企業独自の状況に合わせ、柔軟に対応しています。

導入後、同社は一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会が運営する「仕事と介護の両立推進優良企業認定」を取得。

認定を受けるメリットとしては、企業の取り組みを客観的に示す指標として活用できるほか、認定証や認定バナーの使用を通じて社内外へわかりやすくアピールできる点が挙げられます。
これにより、社内では「会社が真剣に介護と仕事の両立を支援している」という信頼感を高めるきっかけとなり、対外的には人材採用や取引先との関係性構築においても、社会的信用や企業ブランド力の向上につながると期待されています。

産業ケアマネ 金原

管理職向け研修やセミナーの開催、社内周知の強化などを引き続き実施していき、従業員が介護を理由にキャリアを断念しなくて済む職場づくりを目指しています。また、認定証の活用やプレスリリースなどを検討し、社外への発信力も高めながら、より「仕事と介護の両立」に前向きな企業文化を築いていく方針です。

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産業ケアマネを紡ぐ会が認定する「仕事と介護の両立推進優良認定企業」の一覧です。産業ケアマネの導入を通じて、従業員が仕事と介護を無理なく両立できる体制を整え、従業員とその家族の生活の質を高めるために積極的な取り組みをおこなっている企業です。

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