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導入事例【㈱ 善都】

導入事例:株式会社 善都 様

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従業員の「未来の不安」に先手を打つ!
介護離職ゼロを目指す先進的な取り組み

導入のきっかけ

株式会社善都様の人事部長様が、2025年7月に弊社代表の前田と産業ケアマネ金原が登壇させていただいた、愛知県産業労働課主催「仕事と介護の両立セミナー」にご参加されたことが、産業ケアマネ導入のきっかけとなりました。

同社の従業員の平均年齢は30代前半と比較的若く、現時点では介護に直面している該当者は少ない状況でした。
しかし、長年にわたり人材定着に取り組み、初めて定年を迎える社員が出たという背景を持つ同社は、10年後の将来に発生しうる「介護離職リスク」を経営課題としていち早く認識されました。

大切な従業員が家族の介護に直面しても働き続けられる職場づくりのため、まだ誰も対象者がいない現時点からその土壌を作りたいという熱い思いに、弊社リョウリツは強く共感し、パートナーとして支援させていただくことになりました。

実態調査

支援開始に先立ち、従業員様の介護に関する現状やニーズを正確に把握するため、全社員を対象としたアンケート調査を実施しました。

設問内容や回答選択肢について、従業員目線で何度もすり合わせを行った結果、全従業員からの回答率は68.3%、アルバイトを除く社員の回答率は85%という驚異的な回答率を記録しました。

この高い回答率は、従業員様の会社への信頼感の深さを示しています。

調査結果から、以下の課題が明確になりました。

①「介護予備軍」の多さ
実父母、義父母とも60代〜70代が多く、介護が始まる可能性が高い潜在的な「介護予備軍」が多数存在していました。

② 不安の根源
従業員の約97%が介護に不安を感じており、その不安の多くは「介護の仕方」「公的介護保険の仕組み」など、「知らない・わからない」情報不足に起因していました。

③ 両立イメージの欠如
多くの社員が、退職せずに両立するための仕組みが分からない、介護休業の取得実績がない、という理由から、現在の勤務先での両立は「できない/わからない」と回答しています。
また、両立のロールモデルが見当たらないことも、不安を高める要因でした。

④ 高い相談ニーズ
介護経験の有無にかかわらず、「現時点または将来に向けて相談したいことがある」という回答が多数寄せられ、特にLINEなど気軽に相談できる窓口の設置ニーズが高いことが判明しました。

支援プログラムと今後の展望

善都様は、このアンケート結果に基づき、2026年1月より産業ケアマネの導入を本格化し、以下の年間支援計画を策定しました。

① 相談体制の優先整備
従業員様の安心感につなげるため、ニーズの高かった相談窓口の設置と個別相談対応を最優先で実施します。

② 知識と理解の醸成
知識や情報不足による不安を解消するため、介護の基礎知識の定着(リテラシー向上)を目指した研修を計画的に実施します。
特に、管理職向け研修を通じて、従業員をサポートするマインドセットと対応力の強化に取り組みます。
また、40歳を迎える社員向けに法改正に対応した情報提供研修も予定しています。

③ 両立支援の「見える化」
会社として「両立を支援する」姿勢を明確に示し、制度や相談先を「見える化」することで、従業員の安心感につなげます。

株式会社善都様は、こうした両立ができる職場づくりへの強い姿勢が評価され、「仕事と介護の両立推進優良企業認定」を取得されています。

今後も、リョウリツの産業ケアマネは、個別相談等を通じて、従業員の皆様の心の支えとなり、介護に関する不安を和らげるきめ細やかなサポートを提供してまいります。

さらに、研修や情報配信などを通じて「仕事と介護は両立できる」という前向きなマインドセットを社内に浸透させ、従業員の皆様と一丸となって、仕事と家庭生活が両立し、全ての従業員がいきいきと働き続けられる職場づくりを推進してまいります。

投稿者プロフィール

金原洋子
金原洋子
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